07.07
Mon
オヤの中でも、その大きさやモチーフの形、歴史などいろいろな意味合いで特別なエフェオヤ。

エフェとは、19世紀から20世紀前半にかけて
オデミシュ・アイドゥンなどで自警団の兵士として戦った英雄のこと。
エフェとエフェオヤについては、
昨年、ミフリ・野中幾美さんのご講演を拝聴させていただいて、
エフェオヤのスカーフとは、“女性たちが英雄たちに贈った愛の勲章”ではないか、と
思うに至っているのですが。。。

今回の旅で、そのエフェの兵士が実際に着た衣装(戦闘服、ですね)を
見せていただく機会がありました。

  

上着のほかに、短ズボンや脛当てなどもあるのですが、
それぞれ、太めの糸でびっしりと刺繍が施されています。
特に上着には生地が見えないくらい一面に。。

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古来、刺繍は “magical source of protection”  防御の魔法、お守りでもありましたから、
こうした刺繍は正にそのために為されたのでしょうね。
紋様も魔除けなどの意味合いのものではないか、とも思ったり。
加えて、これだけ重厚な刺繍ですから、
物理的にも強い『鎧』としての機能も高かったのだろうと推測します。
当然ながら、すべて手作り。計り知れない手間と時間です。


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エフェオヤがついた帽子。
独特の形と色合いの大ぶりなモチーフ。やや太めなシルク糸。力強い印象。

いくつかエフェオヤのモチーフを編んでみましたが、時間がとてもかかります。
スカーフ1枚分のモチーフを編みあげるのに、一体どれほどの時間がかかるのでしょう。
英雄の、夫へ、恋人へ、息子へ…。

エフェの衣装とオヤ。
エフェの歴史と、
そして、女性たちの愛の証が詰まっていそうです。


エフェについては、こちらを。



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