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12.09
Sun
来年3月1日~3日に開催されるオヤフェスJapan2019
担当させていただくワークショップの作品についてお知らせいたします。

IMG_4977.jpg

イカットのケセ(画像:左上)
 対象:イーネオヤビギナー・スターター

 ウズベキスタン製のイカットで作ったケセ(巾着ポーチ、縫製済み)の紐通しをイーネオヤで作ります。
 ビギナーさんがトライしやすいよう極々シンプルな作り方です。
 オヤのお花は既製品を使いますが、アクセサリーケースやピルケースなどにもお使いいただけるよう、
 実用的で愛らしい作品にデザインしました。

アンティークフラワーのピアス・イヤリング(画像:右上・右中)
 対象:イーネオヤ中~上級

 テーマは「異素材を編込む+金具を編み包む」
 一見イーネオヤには見えませんが、異素材を編込むことで、アンティークジュエリーのような雰囲気となりました。
 また、アクセサリーとして使うことを前提に、編み上げる過程で金具を編み包むデザインにしていますので、
 金具付けが苦手な方にもお勧めです。

タウシャンルのメネクシェのブローチ(画像:右下)
 対象:イーネオヤ中~上級

 トルコ・タウシャンル地域のメネクシェ(すみれ)の伝統デザインをもとにブローチに仕立てます。
 タウシャンルのメネクシェと言えば、花びらの側弁と唇弁にあるスポット模様。
 この編み方もしっかり取り入れ、トルコ製の絹糸を使います。
 また、こちらの作品もブローチ金具を編み包むデザインとなっています。

小花のピンブローチ~ブルサのオールドモチーフから~(画像:左下)
 対象:トゥーオヤ中~上級

 花弁や葉のピコットが愛らしいブルサのオールドモチーフですが、
 花弁や葉の編み方そのものも面白い方法です。
 ピコット付きの編み方とピコット無しのシンプルな編み方の2通りをお伝えします。


作品を編むワークショップは上記のものとなりますが、この他に作品を編まないセッションも予定しています。

具体的な日時や募集については来年1月上旬にお知らせする予定です。

オヤフェスJapan2019の詳細な情報は、オヤマニアの会さんのお知らせをご覧ください。

どうぞ、よろしくお願いいたします。




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10.23
Tue
国際シルクオヤフェスティバルの後には、2回めのオットマン刺繍講習へ。

今回のお題はこちら。
  IMG_4176.jpg
このオリジナルのモチーフをそのまま習うわけではないのですが、
1回めと比べて一気にグレードが上がっています。
ステッチも8~9種類使います。
この作品の色糸の部分は総じてTürk İşi (テュルク・イシ)と言われているようですが、
その技法はさらに細かいステッチに分けられます。
光っている部分は金属刺繍。
こちらも使う材料と刺し方で複数種類のステッチがあります。


そして、もう一つ習ったのは、Hesap İşi (ヘサップ・イシ)と言われるもの。
布の織り目を数えながら刺す区限刺繍(カウンティッドステッチ)です。
 IMG_4125.jpg
こちらは先生が再現中の作品。ひと目が1.5mm程度の細かさです。 


Türk İşi もHesap İşi も含めて、
オットマン刺繍は表裏が同じ針目になるよう刺す点が特徴ですので、
運針の方法がとても面白いです。
使う布も薄く織りも細やかなもの。

長くゆっくり楽しみたいと思います。


 オットマン1





 
 
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10.23
Tue
2018年9月27日~30日に
ブルサ市のメリノス・テキスタイル・サナイ博物館に於いて開催された
「国際シルクオヤフェスティバル」

余裕があれば現地からご報告を、、の予定でしたが、
期間中の綿密なスケージュールに心身ともに余裕なく(笑)、
遅ればせながらのご報告です。

まずは会場展示と郊外ワークショップの様子を画像でダイジェストに。

メインポスターと会場外壁を飾った野中幾美さんのコレクション画像のパネル他。
 オヤフェス鏡


会場で拝見した野中さん、イブラヒムさんをはじめ各コレクターさんの
ヴィンテージ~アンティークのイーネオヤコレクションの数々からは、
こんなモチーフがあったのか!と絶えず衝撃を受け、ただただため息のみ。
筆舌に尽くせません。

 野中幾美さんのコレクション展示から
 幾美さん

 Ibrahim Kocaさんのコレクション展示から
 イボさん

 各コレクターさんの展示から
 コレクターさん


所変われば、、を体現するブルガリアのKene(ケネ)。
イーネオヤ技法ですが、その姿形も装飾の仕方もトルコとはその様が異なっている。
特に花嫁のスカーフは圧巻(画像中:上右、中心、左下)。

 ブルガリアのKene(ケネ)。
 kene.jpg


そして我らが日本人の作品。
何と個性的でそれぞれの作家さんたちの意匠に富んでいることでしょう。
「人が変われば、その人数分のイーネオヤがある」
改めて、それが今の日本のイーネオヤだと思い至りました。
私たち、素晴らしいです。
 
 日本の皆様方の作品。
 日本人
 ※きちんと写真を取れていなかった作家さんの作品が
   いくつかあります。ごめんなさい

 拙作。
 hirao.jpg
 
 
4年ぶりに訪れたムシュキュレ村。
道端でオヤを編む女性たちもシュンネットに飾られるイーネオヤも健在。

 ムシュキュレ村訪問:村の様子とシュンネットのベッド装飾など。
 ムシュキュレ


ブルサ市中心から山をいくつも超えた山あいのミロゾバ村。
昔はシルク糸で繊細なイーネオヤが編まれていたという。
どうやってこの地に、あるいはトルコ全土に、いつイーネオヤが伝わって広がったのか。
想像をたくましくしながら考えた村からの帰りの道中でした。

 ミロゾバ村:道中の車窓と村の様子と可愛いお子達。
 ミゾロバ2

 ミロゾバ村のイーネオヤ:古いものとちょっと古いものとと現行品。
 mizoroba1.jpg


この他、関連イベントでは講演会等々がありましたが、
詳しくは野中さんのブログをお読みいただければと思います。


イーネオヤを編み始めてから、今年で10年が経ちました。
10年前は、まさか自分がこうした立場になって、
トルコへ何度も出向くことになるとは夢にも思っていませんでしたが、
イーネオヤと出会ったことが、私の人生を一層豊かにしてくれたことは間違いありません。

なかなか敷居が高いと思われているイーネオヤですが、
それでも10年の間に少しずつ裾野は広がっているように感じます。
針と糸さえあれば始められるイーネオヤです。
もっと多くの人に身近に楽しんでいただけたら、どんなに嬉しいことでしょう。
私にできることをこれからも考えていきたいと思います。


国際シルクオヤフェスティバルに際しまして、
野中幾美さんをはじめ、ブルサ市の関係各位の皆様方、同行の日本人の皆様方、
その他お世話になりましたすべての皆さまに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


尚、シルクオヤフェスティバルの会期は終了しましたが、
会場のメリノス・テキスタイル・サナイ博物館では11月末日まで
コレクションイーネオヤと日本人作家の皆様の作品の一部が展示されています。
拙作も展示させていただいておりますので、機会があればぜひご覧になってくださいね。

また、来年3月初旬には
「オヤフェスJapan2019」(オヤマニアの会さん主催)が開催される予定です。
ワークショップのいくつかを担当させていただく予定ですが、
新しいことを取り入れた楽しい計画を立てています。
詳細が決まりましたら、お知らせさせていただきますね。
よろしくお願いいたします。

「オヤフェスJAPAN2019」については、オヤマニアの会さんのブログをご覧になってください。





 
 
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